FXのスプレッドとは?
2018-05-19



 FXの取引でよく使われるスプレッドという言葉の意味は、売値と買値の価格差のことです。一般的にFXの取引会社では、2Wayプライスと呼ばれる表示法によって、売りと買いの両方の取引レートを同時に表示しています。


例えば、米ドル/円が110.50-110.55と表示されている場合、左の数字が投資家が売る時の売値、右の高い数字が投資家が買う時の買値です。つまり、投資家が1ドルを売る時は110円50銭、1ドルを買う時は110円55銭で取引することができるということです。


FXの取引では、このスプレッドがあるために、投資する側は何もしなくてもスプレッド分だけ損するようになっています。スプレッドは取引会社の利益です。FXの取引会社の多くは、手数料を無料にしているかわりに、このスプレッドによって利益を上げているのです。


投資家にしてみればスプレッドが取引するための手数料ということになるので、スプレッドが大きいほど取引手数料が高く、投資家にとっては不利な条件となります。もうお分かりだと思いますが、できるだけスプレッドの小さい取引会社を選ぶことが重要です。



 スプレッドは、取引会社毎に違っているだけでなく、取引する通貨ペアによっても異なります。なので、取引会社選びと同時に、通貨ペア選びも、取引コストに大きく影響することになります。なので、口座を開設する前に、よく検討してから選んでくださいね。
[FXの知識]

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