逆張りの極意!「野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし」
2017-04-11


現代に残っている格言というのは、江戸時代に行われていた米相場から出てきた物がたくさんあります。今日は、そんな中でも有名な格言を紹介します。


それは、「野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし」 です。


この格言を聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。




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 格言の意味は

 この格言は、有名な「人の行く裏に道あり花の山」という格言と同じことを示唆しています。つまり誰もやらないことをやらない限り、投資で利益を上げることはできないということです。


もう少し詳しく説明すると、干ばつか何かで不作が確実な状況になり、農家の人々が田んぼの畦で、がっくりと肩を落とし打ちひしがれ弱気になっているような時は、米の価格が暴騰するので、農家の人に同情している場合ではなく、非情になって米を買えと言っています。


それも阿呆になって買えと言うのですから、理屈で考えることなく、下げるかもしれないという恐怖心も忘れて、とにかく何も考えずに買わなければならないのです。


相場が大きく下げて、多くの投資家が上値で買ったまま投げるに投げられず、まさに野も山も皆、弱気の状況になった時は思い切って買いなさいという教えなのです。




 逆張りの極意

 とはいうものの、長い間下落が続くと下げれば下げるほど投資家は悲観的になります。その結果、実際の価値よりも低く評価することになってしまい、さらに下落に拍車がかかります。


そして、相場はどんどん下落して総弱気になった時が、絶好の買いチャンスなのです。アナリストやエコノミストがまだ下がると言っている時に、買うのは相当の勇気が必要です。


一か八かの博打のようにも感じるかもしれませんが、これこそが逆張りの極意です。とても理に適っているのです。


総弱気というのは、売り材料が出尽くしているという事ですから、いくら買う人がいなくても売る人がいないのですから、後は上げるしかありません。


こんなチャンスはめったにあるものではありませんが、覚えていて絶対に損はしない格言だと思います。




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