勢いよく上げていた相場が、上げ疲れて押し目らしい押しが初めて入った時というのは、誰もが迷いますよね。初心者の方は、ここで利益確定させておこうと思って売ってしまう人も多いと思います。


　ところが、そういう場合には売ってはいけないのです。なぜかというと、こういう格言があるからです。

　それは、　「初押しは買い」　なのです。




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　なぜ、売ってはいけないのでしょうか？

　この格言によると、どのような状況だろうが何も考えずに買いなさい！というのです。特に本格的な上昇相場の場合には、絶対に買い付くべしとまで言われています。


投資を始めて間もないころのことです。外交員から電話がかかってきて、とにかく今すぐ買っておけというのです。とにかく買えと何度も進めるので、訳も分からず言われるままにしかたなく買いました。


すると、上げたではありませんか、しかもかなりの利益が出ました。それが、「初押しは買い」という格言だったのです。もちろん、その頃は、そんな格言なんか知りませんから、外交員の説明を聞いてもチンプンカンプンでした。それが経験を重ねることによって、自然と分かるようになったように思います。


　相場は上昇トレンドに乗った場合、とにかく買っておけば利益が出た時期です。そんな時に初めて押したのですから、経験のない初心者には、怖くて手が出せない状況でした。


その時は、投資って、こんなに簡単なんだ！簡単に儲かるんだ！ということしか覚えていません。肝心の格言なんか頭に入っていません。それが、何度か初押しを逃がすという経験を積んで、やっと覚えたのです。


やはり痛い目に遭わなければ身に付きませんね。だから、失敗を恐れず、とにかくチャレンジすることです。しかし、リスクをきちんと把握してからチャレンジしてくださいね。そうでなければ、大怪我してしまいます。ルール通りに行動してくださいね。




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