有史以来、投資に最適の時代!
2016-03-28



 投資で利益を上げるためには、流れに乗ることが最も大事なことだと言いました。今が投資に適した時代なのかどうかをまず考えなければなりません。つまり投資をしてもね儲けやすい時とそうでないと気とがあるので、まずそこから確認する必要があるのです。



 結論から先に言うと、今は有史以来、投資に最適の時代だと言えます。なぜ、投資に最適の時代なのでしょうか。




 1日、1回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
  ↓
 [LINK] (禺画像])
にほんブログ村にほんブログ村




 世界的に金余りの時代

 以前にも説明しましたが、金本位制からIMF体制に移行しニクソンショックによって、ドルと金(ゴールド)との交換が停止されてしいました。これによって、これまで金(ゴールド)の量によって制限されていたお金の発行量を縛るものが無くなったために、お金が無制限に増やせるようになったのです。


その結果、お金の自己増殖が始まりデリバティブ取引によって2008年にリーマンショックが起きてしまいます。リーマンショックによって膨張し過ぎたお金の量が一気に収縮し始めたのです。しかしマネー経済がいくら収縮し始めたからといって、実体経済がそれに簡単に追随することはできません。


しかし緩やかな収縮でなければ副作用が大きいからです。そのためアメリカなどの主要国が急激な景気減速を抑えるために、お金をどんどん市場に放出し始めたのです。いわゆる量的金融緩和です。これによって、お金の量がどんどん増えているのです。


このため世界的な金余りの状況が続くことになってしまいました。お金の量がたくさんあるということは、それだけお金が自己増殖するということですから、お金儲けしやすいということです。お金の量が有史以来、最大になってしまったのですから、これ以上投資で儲け易い時代はないということなのです。




 お金の量がどれくらい増えたのか

 ニクソンショック後に、デリバティブ取引などによってお金が増殖した結果、マネー経済は、実体経済の100倍まで膨れ上がったと言われています。実際のところ、デリバティブ取引の実態を完全に把握することができないので、誰も確かな数字を言うことができないのです。


日本の国家予算の額は、一般会計と特別会計の総額は、重複している部分を差し引きすると約200兆円ぐらいです。この200兆円というのは、実体経済の金額として妥当な数字だと考えていいと思います。この金額をマネー経済のレベルで考えると、200兆円の100倍ならば2京円という天文学的な数字になってしまいます。


日本経済は世界の10%を占めていると考えると、世界全体で20京円ぐらいのお金が、所有されていると考えられます。この数字は1年間の国家予算から想定してきた数字ですから、すでに蓄積されている部分を考えると、さらに大きな数字になるのです。それがどのくらいになるのか、まったく想像することができません。


仮に20京円の10%のお金2京円が世界中で動き回っているとすると、東京証券取引所の1日の売買代金は5兆円にも満たない額ですから、2京円の1%、200兆円が流れ込んできただけで、市場が一瞬でパニックを起こしてしまうことになるのです。


このように、もの凄い量のお金が、新たな利益を求めて世界中を動き回っています。お金がお金を生み出す時代なのですから、人類の有史以来これ以上投資に適した時代はないと言えるでしょう!




 1日、1回、あなたの応援クリックが更新の励みになります。
  ↓

続きを読む

[投資対象を選ぶには]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット