運を待つには死を待つに等し
2017-02-22


格言の成り立ちを調べると面白いことが分かります。たいていの格言は相場の中から出たものですが、一般の諺が格言になったものもあるのです。


 今回は一般の諺が格言になったものを紹介します。

 それは、「運を待つには死を待つに等し」 です。




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 格言の意味は、

 この諺が意味するところは、何も努力しないで、幸運がやってくるのをただ待っているのは、自減するのを待っているようなもの。運は自分の努力によって切り開かなければならないということです。


そのような諺が、相場にも当てはまるということで、相場の格言として伝えられるようになったようです。相場に当てはめてみると、次のような意味になります。


投資をする上で、チャンスを待つことは必要なことなのですが、ただ運頼みするような投資のしかたでは、せっかくのチャンスを逃がしてしまうことになるだけです。


なので、チャンスの芽は自らの努力によって引き寄せなければ、とうてい投資で利益を上げることなんかできるはずはありません。ただ運を待っているだけでは、自滅するのを待っているようなものだと戒めているのです。




 運を期待しない

 この格言の意味は、頭では簡単に理解できると思います。しかし、実際に取引する場合、なかなか実践できるものではありません。


例えば、これから上がると考えて、買いエントリーしたとします。ところが、思惑とは逆に下がり始めました。取引しているとよくあることです。そんな時、損切りするのが惜しいと、元の値位置に戻るのを待つということをやった経験があると思います。


そうなんです、この時の心境は、元の値位置に戻るよう運が向いてくれるように待っているにすぎません。まさに、この格言通り、死を待っているにすぎないのです。


たいていの場合、元の値位置に戻ることなく下げ続けることになります。しかし、たまに元に戻ることがあるので、期待して待ってしまうのでしょう。


たとえ戻ったとしても、それは運よく戻っただけです。運に任せるのであれば、投資なんかするだけムダです。運に頼ることなく、確率の高い方向に取引するようにしなければ、利益を上げられる可能性が低くなってしまいます。


自分の思惑通りに相場が動いてくれるように、祈るようでは、投資をする資格なんかありません。


いついかなる時でも、流れに乗ることを考えてポジションを維持しましょう。流れが逆になったら、躊躇なく方向転換するように心がけてください。




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